ビートルズの英語

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英語の勉強は、テキストや参考書のみでするものではありません。

歌を聞きながら口ずさみ、英語を覚えてしまいという方法もあります。

The Beatles(ビートルズ)というバンドがありましたが、
ビートルズの曲からもかなりの英単語を覚えましたので、その中のいくつかを紹介してみましょう。

ビートルズも若い頃はよく聴きました。

その歌詞の多くが、
今でも記憶の中に生きています。

ビートルズの歌の中で、
初めて耳にしたという点では、
meander
という単語が印象に残っています。

これは"Across the universe"という曲に出てくるものですが、
「曲がりくねる、あてもなくさまよう」という意味の英単語で、英検1級レベルのものです。

Thoughts meander like a restless wind...
(休むことを知らない風のように、想いがあてもなくさまよう)

また、俗語的な表現なので、注意して欲しいと思いますが、
意味がわからなくて、大学の先生に授業の合間に質問したこともあった。

この先生も、当時は助教授でありましたが、
はなはだ迷惑な学生であったかもしれません。

何しろ、授業とは全く関係のない英語の質問でしたからね。





それは"A Day In The Life"という曲の中に出てくるもので、
He blew his mind out in a car.
というものであった。

辞書を調べても、
blew his mind outの意味がわからないので、
当時新聞英語を教えていた先生に聞いてみたが、
「わからない」と即答されてしまった。

英会話の先生でもないのに、
ビートルズの俗語表現について質問されても困ったと思うが、
いちばん身近なところにいる英語の先生なので、
授業のついでに訊いてしまったのだ。

「外人に聞いてくる」ということなので一週間待ったが、
翌週の授業の時、
先生は教室に入って来るなり私のところに来て、
「外人に聞いてきたが、麻薬をやって頭がぼーっとする意味だそうだ」
と教えてくれた。

いま考えると、専門でもないビートルズのことなんかを質問して申し訳なかったと思うが、
先生も、英語に変わりはないので後には引けなかったようだ。

何しろ、私をめがけて一直線という感じで近寄ってきたからね、翌週。

He blew his mind out in a car.
(彼は車に乗っていて薬のせいでおかしくなった)

ちなみに、この英語表現は、
研究社の英語俗語辞典に出ていました。

だから、本当の俗語であったわけです。

ビートルズ関連のものは他にもありますが、
自分で調べてみるのも、何らかの勉強になるのではないでしょうか。

この先生、元はNHKに勤めていた人で、
NHKは給料が安いとこぼしていましたね。

YouTubeでもたいていの曲が出てきますね、検索すると。

過去に大ヒットした曲を聞きまくるだけでも、
かなりの英語にふれることもできるし、
口語の英語を聞くことができます。

英語の学び方も、いろいろなかたち、いろいろな手法があります。

ビートルズも、そのことを教えてくれました。

それから、余談になりますが、
映画評論家の水野晴郎さんは、
ビートルズを日本に紹介するにあたっては、
多大の貢献をされた方です。

「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」という映画のタイトルや、
「ひとりぼっちのあいつ」という曲名は、
水野晴郎さんの発案によるものとされています。





なにしろ、
学生の頃はいろいろ買ったね。
ビートルズの海賊版とか。

上に掲げた「Across the universe」という曲の海賊版があって、
曲の始まりの部分に、
鳥が羽ばたく音が入ったものだった。

この海賊版が欲しくてしょうがなくなって、
新宿とお茶の水のレコード店を探し回ったのも、
今となっては遠い昔の懐かしい思い出です。

ちなみに、
音楽関係の海賊版のことを、
英語では「Bootleg」といいます。

ブートレグ (bootleg)という言葉は、
もともと「密造酒」あるいは「密売酒」を意味したようですが、
ここから海賊版という意味で使われるようになったそうです。

密造酒を入れた水筒を、ブーツに隠して扱っていたらしいです。


ビートルズ英語読解ガイド(増補版) 


ビートルズ英語文法ガイド(増補版)  


ビートルズ全詩集  


ビートルズでもっと英会話―Let’s use THE BEATLES





最後に付け足しになりますが、
俗語的な表現を紹介しておきます。

ビートルズの作品に、
"Drive My Car"という曲があります。

その歌詞の中に出てくるんですが、
"Working for peanuts is all very fine
But I can show you a better time"
という一節があります。

最初にこの曲を聴いた時に、
この「work for peanuts」という表現が、
特に印象に残りました。

これは、
「はした金のために働く」
という意味ですが、
当時、この表現そのものは知りませんでしたが、
曲を聴いた時に何となく意味は分かりました。

それは、次に出てくる
But I can show you a better time
という言葉から類推ができたからです。
「(私が)もっといい思いをさせてあげるわよ」

Working for peanuts is all very fine
(はした金稼ぎもいいけど)
But I can show you a better time
(私がもっといい思いをさせてあげるわよ)

正式な場ではちょっと使えませんが、
こういった俗語的な表現も、
くだけた会話では使われますので、
覚えておいて損はないでしょう。





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