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英文速読は、ハイレベルの英語に対応するためには必須のものです。
長文問題や英検1級、TOEIC(トーイック)900オーバーなど、
速読の能力なしではまったくのお手上げになるのがハイレベル英語の持つ特徴です。
英文速読は、短期間での能力向上はむずかしいところがあります。
その理由は、
速読が、豊富な語彙力を養い、多種多様な英文を多読することによって、
その能力が高まり、向上していくものだからです。
ただし、速読にも賢明な勉強方法というものは存在します。
この方法を実践すれば、最小限の時間で最大の効果を期待できます。
■英文速読最短達成法
①語彙力増強
英文速読能力を養うためには、英単語の語彙をできるだけ増やす必要があります。
大学受験で6000語程度、英検1級では1万6000語程度の英単語が必要とされていますが、
実際にこの程度の語彙が基本にないと、速読の訓練は不可能に近くなります。
2万語程度の語彙があれば、たいていの英語には対応できます。
速読の入り口に控えているのが英語の語彙、単語であると理解して、
ひたすら語彙の増強につとめましょう。
②英文速読実戦訓練
語彙の増強とともに大事なのが、英文を実際に速く読む訓練をすることです。
この訓練なしでは、英文を速く読む能力を高めることはできませんし、
実際に速読ができるようにもなりません。
英文の多読もひとつの方法ではありますが、
この実戦訓練の時は、
最初は難易度の低い英文から始めるのが賢明です。
いきなり難しい英文に取り組んでも、
自信をなくす結果となり、能力の向上には役立ちません。
あまり英語の得意でない人の場合は、特にこのことが言えます。
英文速読は高次元の能力ですから、
いきなり頂上を目指しての勉強は無謀です。
順次難易度を上げていく勉強の仕方が一番いいでしょう。
語彙力の土台の上の実戦訓練。
これが英文速読攻略の基本です。
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