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中学校段階での出会いから始まり、
高校・大学受験、さらには資格試験等、
英語長文との付き合いは長きにわたります。
学力の差がはっきりと出るのが、この英語長文です。
長文問題に対応するためには、総合的な英語の力が必要であり、
一夜漬けの勉強で長文問題に対応するのは到底無理です。
学校の試験や模擬試験でも、
長文問題ができないといい点は取れません。
成績や偏差値が上がることもありません。
学校での成績や偏差値を上げたり、資格試験突破を目指すならば、
英語長文は避けては通れない問題です。
にがて意識が芽ばえる前に、
次の勉強法を実行して、英語長文を克服しましょう。
■ 英語長文の勉強方法
① 英単語増強(語彙)
長文克服の第一歩は、単語力(語彙)の増強です。
長文問題でつまづいている人のほとんどが、
語彙力不足のせいで、
知らない英単語が出てきた時点で英文の意味がわからなくなってしまい、
そこで英文を読むのをやめてしまいます。
このために、結果的に長文が読めず、長文が不得意になるということになっています。
長文に対応するためには、
ます第一に英単語の数を増やしましょう。
2万語程度の語彙があれば、たいていの英文は読むことができます。
中学や高校段階では、2000語とか6000語程度で対応できますので、
こまめに単語を覚えて語彙を増やしていきましょう。
② 英文を読むことに慣れる
単語力が背景にあれば、
あとは英文を読むことに慣れていく、あるいは慣らしていくだけです。
この場合、英文をいちいち日本語に訳しながら読むことは禁物です。
英文は、英文そのままで理解しながら読んでいってください。
こうしないと、長文攻略には必須の速読能力が、
いつまで経っても鍛えられないことがないからです。
初級レベルの人の場合は、
この英文をを英文のままで理解して文章を読み進めるということが、
なかなかできません。
しかし、この逐語訳的な読み方をしていたのでは、
いつまで経っても英文速読はできるようにはなりませんし、
長文を攻略することもできません。
どうすれば英文を英文としてそのまま読むことができるようになるかといえば、
それはいろいろな英文をできるだけ多く読んでみることです。
多読といってもいいでしょう。
ただし、英文多読も、その背景に語彙力・単語力の基礎がないことには、
時間の浪費になりかねないということは言うまでもないことです。
また英文を多読する時も、
自分の学力に合ったものを利用しての学習が必要です。
まるっきり歯が立たないような難易度の高い英文に立ち向かっても、
それはしょせん蟷螂の斧であり、無益な戦いになってしまいます。
知らない単語だらけの英文をかたちだけ読んでみても、
実際には読めていないし、読んだことにもならないのです。
やっているつもりだけの愚かな勉強方法では、
英語長文克服はできないのです。
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